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入学式オープニングアクトプロジェクトを実施しました!

桜の花が咲き始め、春の訪れを感じる今日この頃、我が高校も多くの新入生を迎え、新たな1年を、云々...

入学式と言われればこのような挨拶をイメージされる人も多いのではないでしょうか。

こんにちは、西武文理高校の、また出てきました、池田です。

本校でも4月9日に入学式を執り行いました。
しかし、昨年マルケス校長が赴任されて以来、様々な変革を遂げている西武文理高校は上記のような形では入学式を執り行いません。

入学式オープニングアクトprjとは

既成の入学式の概念を壊し、新入生に楽しんでもらう」をコンセプトに、かつ本年度から始まるPBL(Project Based Learning)の先行事例として、約半年前から入学式本編開始前に15分程度のオープニングアクトを白紙の状態から運営まで行うことを目的としたプロジェクトです。

不安や緊張で硬くなっている新入生、そして保護者に対して当校の魅力を最大限伝えるとともに、翌日以降の学校生活に期待感を抱けるようなコンテンツを作成することを目的に活動してきました。

まーた池田かよ。と実際本校でも再三言われてきました。

しかし、今回は全てを新2年生(43期生)が企画から運営までを中心に行ってきました。

僕はアドバイスをしたり、必要な手続きに協力したり、微力なサポートをした程度です。

西武文理高校は、自ら企画し、運営まで行う生徒がたくさんいます。

具体的な内容

全体を3部構成で作りました。

高校特有の楽しさを全面に押し出し、特に新入生の高揚感や期待感を助長するために、全校から募集した写真をスライドショーチックに放映する動画から、

ダンス部の皆様にご出演を頂き、素敵なダンスを披露し、観客を魅了させてもらったあとは、

説明会でマルケス校長が行うことでも有名になった、「近くの人と自己紹介」を行いました。

正直、想像以上の盛り上がりや完成度だったので、舞台袖にて今までの記憶が蘇ってきて、幾許か感慨深い感情に浸っていました。

この度、当プロジェクトのためにお時間やお手間をおかけした全ての方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

結果

メンバー曰く、本当に新入生が楽しんでくれていたのが嬉しかったそうです。

今まで幾度となく企画が倒壊したり、ちゃぶ台返しをくらったりした回数は数えるのに時間がかかりすぎます。

だからこそ、オープニングアクト終了後にメンバーの顔を見てみると達成感のような充足感のようなものに満ちた顔をしていました。(それ以上に疲れの方が目立っていたかも??

PBLの先行事例として、十分にその役目を果たせているのではないかと、端から見ていて思いました。できることはやったと思います!

もちろん成功したところだけに目を向けるわけにもいきません。
反省点も膨大な数あります。そこはしっかり向き合い、今後のそれぞれの生活や人生に役立てていくかと思います。

メンバー紹介

割と既にこのnoteに登場しているメンバーが多めです。

まずはプロジェクトマネージャーを務めた相原さんです。

そして
蕪木さんや遠藤くん

彼らをはじめ、他にも全部で6人のメンバーが活躍していました。

おなじみ座談会

今回は人数も多かったので質問は少なめです...

池田:オープニングアクト作るのは楽しかったですか?

蕪木:楽しさはうーん微妙かもです。直前まで完成図が全然見えなかったから大丈夫かなっていう不安の方が、「楽しい」より優っちゃいました。

荻島:僕は楽しかったです。普段はあまりできないようなことを体験できたので、良い経験を得ることができました。

相原:私は疲れました。

池田:具体的には?

相原:え...

池田:え、何が具体的に疲れた?

相原:全部。

池田:(まあ確かに全部だよなぁ)(心の声)

池田:なぜこのプロジェクトに参加したんですか?

遠藤:もともと自分は、イベント運営に興味があって、かつ映像が得意というのもあったので、人を喜ばせたりすることをやりたいと思ったからです。

大坪:なんかすごそうだったから、もしかしたらすごくなれるかもって思ったので。

全員:おぉー。

池田:相原さん、マネージャー(≒代表者)はどうでしたか。

相原:難しかったです。みんなの意見を聞きつつ、自分の意見を交えて、最終的に1つの意見を作り上げるのには相当苦戦しました。

池田:具体的には何が大変でした?

荻島:入学式って大人数が見るので、その点も踏まえて、みんなが楽しめるコンテンツとはなんだろうと考えながら制作していくことですね。

遠藤:自分はこうしたい!というビジョンに対して、まずはその実現可能性を判断し、そして周囲の人達の意見を踏まえながらコンテンツを作成していくことが非常に大変でした。

蕪木:一筋縄ではいかなかったこと。企画をしても私たちで全部できるわけではないから、どこかに協力をお願いしなきゃいけない。でもそれぞれに都合などを考え続けた結果、企画が白紙になったりもしたし、大きなプロジェクトなだけあって時間にも責任にも追われたところが大変でした。

相原:私コミュ障なので、周りの人たちとコミュニケーションを取ることはとても大変でした。

池田:来年もやりたいですか?

大坪:みんなどうする?

遠藤:デジタルクリエイト部を創立したので、そこのメンバー全員を引き連れてやりたいです!

荻島:やりたいですね。随所に反省点も点在しているので、それらを活かして次はやってみたいです。

池田:参加して良かったですか?

相原:参加してなかったら知れなかったようなことをたくさん知れたので良かったです。

大坪:良かったです。自分の出した案はボツになったんですが、達成感はすごかったです。

関根:新入生のワクワクドキドキに寄り添って考えることができ、企画している時も実際本番の時も楽しむことができたので良かったです!

池田:制作過程で一番記憶に残っていることはなんですか?

遠藤:ちゃぶ台返しですね。

池田:すみません...

相原:企画の構成部分の1つが頓挫したとき、「もう思いつかねーよ!!!!!!」って思っていました。

池田:この活動を今後どういうふうに活かしていきますか?

遠藤:部活動を設立しまして(デジタルクリエイト部)、プログラミングや映像制作技術を今後様々なところで提供していきたいので、その際に今回培ったコミュニケーションの方法などを活かしていきたいです。

荻島:デジタルクリエイト部に活かします(遠藤に言わされた)

大坪:15分のステージを作るのにこれだけの時間がかかるのを知ったので、今後閲覧するときにその大変さを噛み締めて見てみたいです。

関根:今回、同じ事柄でも言葉選びによっては受け取り方が全然変わることを学びました。そこで学んだことを他のプロジェクトであったりたくさんの仕事に活かして、携わっていきたいです。

相原:想定外なことが本当に頻発したので、今後何かしらのプロジェクトでもそれ以外でも、全体的に早め早めで物事を進めて行けるようにしたいです。

池田:ありがとうございました。

最後に

今回、メンバーたちは「入学式をいじる」という壮大なことをやってのけたのだと思います。

校長曰く、その結果も大変素晴らしく、お越しいただいた来賓の皆様方にも大変お喜びいただきました。

実は今日、テレビの密着が入っていました。まぁいつか放映されるでしょう。

おや……?

新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。

西武文理高校にはこのように、普通だったら考えられないような企画を起こして、運営できてしまう環境があります。それを利用し、やりたいことをたくさん叶えてみてください。

きっと楽しいですし、それ以上にそんな稀有な経験を通してしか得られない価値観や視点を得られると思います。

改めまして、今回オープニングアクトを制作する上でご尽力いただいたみなさま、ありがとうございました。


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