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文理探究Ⅰ ~「100年を創造するチカラ」~(1)

こんにちは。西武学園文理高等学校です。

今年度の高校一年生は、探究学習の基礎を学ぶために、鹿島建設株式会社の教育支援事業として提供された高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」を活用しています。

今年度は高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」のうち、9月以降の「狭山アクションプランコンテスト」に特に関わりが深い4つのモジュールを選んで実施しました。

今回から全四回にわたって、この高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」の取り組みの様子を紹介します。

高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」とは?
建設プロジェクトは、常に課題解決や挑戦の連続です。
わたしたちが実際に行ったプロジェクトを題材に、
2022年度から高校で全面実施される「総合的な探究の時間」で、
先生方に活用いただける教材「100年を創造するチカラ」を開発しました。
映像や実際のエピソードを交えた基礎編と、生徒の探究をサポートする実践編で構成されています。
すぐに授業ができるよう必要な教材がすべてセットになっています。
ぜひ、探究のスタートにお役立てください。
鹿島は高校生の「探究的な学び」を応援しています。

鹿島建設のサイトより。2022/07/19 15:00確認

高校1年生の「文理探究」では、「狭山市をよりよいまちにするためにアクションプランを考えること」が大きなゴールです。そのため、実際の「まちづくり」を題材としたこのプログラムに取り組むことで、「未来を創ること」に実感を持つことと課題解決のためのスキルを身につけることを目指しました。

導入 「100年」をキーワードに考える私たちの社会の変化

高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」の初回の授業では、「100年」の社会の変化を実感するために、私たちにとって身近な「電話機」の変化に着目して社会について考えました。

生徒の振り返りのコメントや実際のワークの様子を紹介します。

探究の授業ではChromebookも最大限活用します!

生徒の振り返りより

日々私達が生活していく中で欠かせない電話の歴史を知り、電話について考えることによって、自分の生活をより豊かにしていく手段を考えることができるようになると気づきました。他の人が考える電話への困り事や不満が自分とは全く違っていたこと、付箋の書き方でも様々な方法があることにも気づくことが出来ました。自分の考えを表現する手段や自分の考えを広げる方法を考えることが出来ました。
今回学んだ考え方を生かして、これからも考えていきたいと思います。

生徒の感想より

自分が不便だと思うことや、必要だと思うことに対して「なぜ今までなかったのだろう」や「どうすれば導入することができるだろう」と考えることが大切だと考えた。

生徒の感想より

電話機の歴史を振りかえり、現在の電話機の問題点とそれに対する解決策を考えました。
電話機が年々進化しているのを見て、現状に満足せずに、変化していくことが未来を作るひとりとして、大切なことだと思います。

生徒の感想より

生徒の仕上げたワークブック

生徒のワークブックの様子
現代社会の分析を細かく取り組むことができています。
生徒のワークブックの様子
懐かしいデザインを提案するというオリジナリティが見えます!

※教材は、鹿島建設株式会社の教育支援事業として提供された高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」を活用しています。
https://www.kajima.co.jp/sustainability/social_contribution/program/high_school_100/index.html

Chromebookも活用!

また、授業ではChromebookを活用し、GoogleのホワイトボードアプリであるJamboardを使ってアイデアを出す練習にも取り組みました。

自分たちの発想に制限をかけずに、自由に発想することは普段の生活だとあまり行わないため、頭がクタクタになるまで頑張ってワークに取り組みました。

今回のワークのために作成したJamboard背景

今回の授業では実際に自分たちの身近な物事について、自分の手を動かして色々なことを考えてみました。このように「自分たちが分かっているようで実はよく分かっていないこと」を色々と考えてみると、様々な気づきがありました。

「知っているようで知らないこと」に気づくことで、生徒たちは次第に探究的な学びの面白さに夢中になっていきました。

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