文理探究Ⅰ ~「100年を創造するチカラ」~(1)
こんにちは。西武学園文理高等学校です。
今年度の高校一年生は、探究学習の基礎を学ぶために、鹿島建設株式会社の教育支援事業として提供された高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」を活用しています。
今年度は高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」のうち、9月以降の「狭山アクションプランコンテスト」に特に関わりが深い4つのモジュールを選んで実施しました。
今回から全四回にわたって、この高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」の取り組みの様子を紹介します。
高校1年生の「文理探究」では、「狭山市をよりよいまちにするためにアクションプランを考えること」が大きなゴールです。そのため、実際の「まちづくり」を題材としたこのプログラムに取り組むことで、「未来を創ること」に実感を持つことと課題解決のためのスキルを身につけることを目指しました。
導入 「100年」をキーワードに考える私たちの社会の変化
高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」の初回の授業では、「100年」の社会の変化を実感するために、私たちにとって身近な「電話機」の変化に着目して社会について考えました。
生徒の振り返りのコメントや実際のワークの様子を紹介します。
生徒の振り返りより
生徒の仕上げたワークブック
※教材は、鹿島建設株式会社の教育支援事業として提供された高校探究プログラム「100年を創造するチカラ」を活用しています。
https://www.kajima.co.jp/sustainability/social_contribution/program/high_school_100/index.html
Chromebookも活用!
また、授業ではChromebookを活用し、GoogleのホワイトボードアプリであるJamboardを使ってアイデアを出す練習にも取り組みました。
自分たちの発想に制限をかけずに、自由に発想することは普段の生活だとあまり行わないため、頭がクタクタになるまで頑張ってワークに取り組みました。
今回の授業では実際に自分たちの身近な物事について、自分の手を動かして色々なことを考えてみました。このように「自分たちが分かっているようで実はよく分かっていないこと」を色々と考えてみると、様々な気づきがありました。
「知っているようで知らないこと」に気づくことで、生徒たちは次第に探究的な学びの面白さに夢中になっていきました。