クリエイティブ、説明会をするの巻
暑い日が続いています。担当の岡村です。
「先生、ぼくたち説明会したいんです」
そう、彼らが訴えてきたのは2ヶ月ほど前。
「まだ入学して大して日にちがたってないのに、何やるの?」
「いいたいことはいっぱいあるんです!!!!」
そ、そんなにいいたいことがあるなら、任せてみよう。そんなわけで、7月27日の説明会の中で、クラス体験(クラブ体験会に混ぜる形で)を開催し、クリエイティブクラスの、彼らが考える、彼らの魅力を発信することになりました。
七転八倒・七転び八起き
実際走り出してみると、大変でした。
大人ではありません。私たちは彼らにいいました。「手伝いませんよ」って。
なにをどうやるのか、どう集めるのか。
気になります。大人がやった方がそもそも早いし、安全(?)だし。
実際、思うように手伝い生徒が集まらなかったり、内容が決まらなかったり、生徒はとっても苦労していました。「先生から声かけてくればすぐ決まるのに」って、弱音を吐く日もありましたね。
でも、自分たちでやりたいっていったからには、やりとげてこそはじめて、学びだと思うので。
毎日、大人同士は「大丈夫かな」と話し合っていました。でも、この4ヶ月、彼らはきっと独り立ちできるはずだと思ったから、大人にとっても我慢大会だったことは、今だからいえる秘密です。
そして、当日
当日、私は勉強会に参加していたため、現場は社会科の加藤先生が担当してくれました。
事前の告知もほとんどせず、当日、学校にお越しくださった方に、急に参加してくださいとお願いするというなかなか無茶な設定でしたが…
本当は部活動見学会に来た当日の参加者の約2割が立ち寄ってくれるという、大盛況ぶりでした!
【来場者アンケートより】
生徒さんの説明、親しみがあり大変良いと思います。
学校生活の様子や、質問への返答などとてもわかりやすくお話いただきありがとうございました。
「たくさんの人が立ち寄ってくださり、感動ものだった。」
がんばって、よかったね。感動できるほど頑張れるって、すごいことなんだよ。
ぶつかるのは仕方ない。
クリエイティブのこの3ヶ月は、いいことばかりではもちろんありませんでした。
熱量にも関心にも個人差があるのは当たり前。いいことだと思ったって、みんながついてくるわけではありません。それは大人の社会でも同じこと。
助けてあげるのは簡単だけど、私が助けたら、きっと感動はできなかったと思います。
そして、成長もできなかったはず。
今日ぶつかった人とも助け合って、力を少しずつだしあって、そうして日々を過ごす積み重ねがみんなの「クリエイティブクラス」であり「社会」だよ。そんな経験をみんなとこれからもシェアしていきたいな、と思っています。