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Cクラス生徒による中三生に向けた授業体験プロジェクト【3】

こんにちは!西武学園文理高等学校クリエイティブクラスです!

今回も、前回・前々回の記事に引き続き、7月に行われたCクラスの生徒による体験授業プロジェクトについて引き続き、その奮闘ぶりを紹介します。

連載を担当してくれるのはCクラスの冨田遥生くんです。

前日にもかなりゴタゴタとしていましたが……

いよいよ体験会当日

朝少し早めに集まり、最終ミーティングを行なった。

Cクラスの説明会会場、授業体験の教室が2つと、合計3つの教室を使うので、参加者の案内係も設け、トランシーバーを用いて頻繁に連絡が取れるようにし、準備は万全。

受付も設けて、後から振り返りの材料となるように、参加者のご家族には、参加した人数や、参加者の住んでいる市を記入してもらった。プライバシーの関係上、名前や、明確な住所は記入しなくて良い仕様にした。

開始時刻になり勧誘班が動き出し、いよいよとなった。

参加者は、Cクラス説明会→Cクラス体験授業の順で参加をしていただく。

学校説明会の会場から出てくる人をキャッチできるように待機したり、廊下ですれ違う人を誘ってみたり、通路でマイクを使って放送してみたり、勧誘班はとてつもない人数を誘ってくれた。

そしていよいよ教室に続々と入ってくる。受付が慌ただしくなり、案内担当も忙しくなった。

Cクラスミニ説明会は、ある程度人数が集まったら、講演を始めるといった、不定期開催のシステムをとった。

その際に、既にCクラスミニ説明会が始まってしまっていて、途中から参加されて困っている方がいた時は、空いているスタッフが個別に対応したり、質問タイムで質問をしていただいたり、スタッフも臨機応変に対応した。

そしてCクラスミニ説明会が終わり、体験授業の教室に案内しようとするが、新規の方が説明会会場の前にたくさんいらっしゃって、案内担当は、入れ替わりの案内をするのが大変だった。

しかし、たくさんのお客さんを迎えてとてもやりがいがあったと聞いている。

体験授業では、授業担当者の私冨田と、大潟が、授業をした。

私のテーマは前述の通り、トイレ革命の予定だった。しかし直前になって少し内容が難しいと感じ、中学生でも楽しく授業を受けられるのはなんだと考えた時、お菓子の“きのこの山”と“たけのこの里”のどっちが好きか、というテーマが面白いと思った

それぞれ好きな方に分かれて、チョコとクッキーの比や量、味や食感などあらゆる視点から考えてもらった。緊急でテーマを変え、頭がおかしくなりそうだったが、本番で実際に緊張している中学生を前にした時、Cクラを体験してもらう事だけが目的ではなく、楽しんでもらいたいという思いが強くなり、テーマを緊急変更した。

結果、みんな楽しそうに授業を受けてくれて本当に良かった。

私が感心したのは、大潟の授業だ。その授業は、乾燥パスタとスポンジを用いて、パスタタワーを作って、どのチームが一番高いタワーを作れるかといったものだった。スポンジを関節と同じような役割で使用し、組み立てるものだ。実際に手で触って試行錯誤できるのは、簡単でかつ楽しく探究に触れられるので良いと感じた。

私も次回のテーマは、そういった楽しさを感じられるような要素を取り入れるのも検討しようと感じた。

そして、Cクラス体験授業が終了した。結果、クラブ体験会の各クラブの中でも上位を争うレベルの参加者数で、とても人気だったことがわかる。

これは、関係者全員で協力して全力で活動したことの成果がはっきりと出ていてとても良かった。たくさんの困難があったが、第一回にしてこの結果は大成功ではないかと私は考える。

今回の経験を経て次回に活かせること

―反省会のまとめー
《良点》
・対応を臨機応変に出来たのが良かった。
・コミュニケーション能力がしっかりと生かされていた
・Cクラについて積極的に説明できた
・授業も参加者みんなが楽しめていて良かった。
・たくさんの勧誘が出来た。
・ほとんどの部活よりも来場者数が多くてよかった。
・勧誘の戦略が完璧だった

《改善点》
・アンケートを紙にする
・Cクラスの広報紙を作る
・授業体験よりも説明会の方が人気だった
・循環スピードを上げる
・説明会は、ブースを作成して行う方が良い
・個別対応の方が人気があった
―次回に向けて、今後の課題点―
・物事はすべて円滑に進むわけがない。もしトラブルが起きてしまった際にも柔軟に対応できるようにあらかじめ、あらゆる策を立てておく必要がある。
・マイルストーンなどのある程度の目標を立てておく必要がある。
・プロジェクトに関係する全員との語弊が生じないよう、何度も確認を行う。
・予想通り、来場された方からは“Cクラスって何?”という意見が多かったので、次回からはCクラスの解説を重点的に行い、不安をなくしてあげる必要があると思った。


最後までご覧いただきありがとうございました。

―今回のプロジェクト関係者―

文理高校1年 Creativeクラス
室井悠来、冨田遥生、大潟佳澄、木本栄翔、島田桃花、伊藤悠太、渡邉賢太郎、田谷幸平、高津戸大地、加藤涼一郎、坂上心絆、糸井柊陽、中村陽翠、鈴木紗智栄

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